« 葉山 真名瀬港辺り | トップページ | 詰ってました! »

2009年3月11日 (水)

『シェルブールの雨傘』&『ロシュフォールの恋人たち』

デジタルリマスター版が世界に先駆けて上映されたこの2本。

昼間の上映は今週が最後という事に気づき、早速昨日シネセゾン渋谷へ。

1つの映画館で、2本を変わりばんこに上映しています(2本観るにはチケットは2枚必要です)。

一度に2本なんて疲れるかな?と思ったけど・・・今は座席が格段に良くなってるから大丈夫。なにしろ若~い頃は3本だてを観てた年代ですから。

そして映画は、昔(高校生の頃かな?)観たより、ずっとずっとずっと良かったです。

画像が綺麗になってるのを差引いても、ファッションや壁紙や町の中に散らばる色使いが、フランスらしくとっても綺麗!ミッシェル・ルグランの音楽も懐かしい。

昔はレコード買って、意味のわからないフランス語で歌ってました。

“ジュテーム、ジュテーム、ジュテーム・・・” “re-mi-fa-so-so-so-re-do”・・・

ドヌーヴはホントに綺麗shine だし、ファッションや小物が、古さを感じさせない。マダムたちは、やはりフランスのマダムらしい装いだし(笑)

記憶なんて曖昧なものです。しっかり覚えていたのは、『シェルブール~』の最後の雪の降る中での「ESSO」のスタンドの光景 upだけなんですから。

『ロシュフォール~』にいたっては、“えっ?ジョージ・チャキリスなんて出てたっけ?”ですから・・・

Deneuve_3『ロシュフォール~』は、交通事故で若くして亡くなったドヌーヴのお姉さんのドルレアックとの共演、というのは覚えていたのですが、チャキリスの他、ジーン・ケリー、ジャック・ペランなど・・・とっても豪華なキャスティングだったんですね。

チャキリスはダンスは上手だけど、何だかフランス映画には合わないかな(ウエストサイドの印象が強すぎるのかも) 

昔観た時に違和感があった『シェルブール~』のセリフが全て歌、というのも、今観るとスッと溶け込めます。

決して混んでないシネセゾン渋谷でしたが、若い人たちと私たち世代が半々位。一人で来られてる老齢の男性が結構いらしゃいました。若い頃の憧れだったんでしょうね、ドヌーヴ!

今回2本を観て、楽しかったのは『ロシュフォール~』Sherub

それはきっと甘い恋に憧れる時は遠く過ぎてsweat01、元気をくれるものに憧れる年になったからかも(笑)

ロシュフォールの場所を調べてみました。フランス西海岸ナントの南にあるようです。南仏の港町のイメージに近い明るい印象。そして、シェルブールはフランス北端ノルマンディ地方の港町、あのドーヴィルのそば、そして雨のシーンが多くて、悲恋だから寒い印象なのは仕方ないですね。

  ≪ぜひ2本とも映画館の暗闇の中でじっくりとご堪能ください。こんなに美しくて愛にあふれたミュージカルは他にはないよ!! この世界をはじめて体験する若者たちと一緒に楽しんで!≫

この2本が大好きな、シネクラブ「キノ・イグルー」を主宰している次男がチケットと共にくれたメッセージです。

  “素敵なプレゼントだったよ~。ほんの一瞬だけど(笑)夢見る乙女にもどしてくれてありがとう!”

|

« 葉山 真名瀬港辺り | トップページ | 詰ってました! »

コメント

お優しいご子息のはからい、トシさんもさぞ満足されたのではないでしょうか。それに何よりこの2本の映画のなつかしいこと。たまにはゆっくり映画三昧の一日もいいですね。

投稿: miki3998 | 2009年3月11日 (水) 23:35

mikiさん、お互いに息子たちの優しさには感動させられる事が多いですよね♪
映画好きのmikiさんも、2本の映画観てましたよね、きっと。
改めて観て、色使いの綺麗さと音楽の素晴らしさに心動かされました。
あわせて、自分の記憶力の曖昧さにもビックリしますけど(笑)

映画館でどっぷり映画の世界に浸れるのも幸せですよね。

投稿: madame-tosi | 2009年3月13日 (金) 10:00

いやはや大幅に出遅れて。。。
弁解の余地などございませんが、この10日ばかり、
心身共にダルビッシュで^^。
実は今朝、遅ればせながら、この記事を読んだ次第。
(mikiさんのも同様で、本当に御免なさい)

ぼくのブログでご存知の通り、この2本と『ローラ』は、
ぼくのシネマ世界の“聖三角形”を成しています。

おそらく日本人では一番大好きな男という自負があります。
まずこのぼく以上に愛しちゃってる男はいないはず。
30年前にそれぞれの現地を訪ね、現場で映画を真似て踊った
という経験を持っている人間など、誰もいないでしょう^^。
それぞれ劇場で10回以上観ています。映像の隅から隅まで、
カット割りの一部始終、頭に刻まれています。
『シェルブール~』は全セリフを暗記したし歌えるし。
『ロシュフォール~』は・・・マダムのおっしゃる通りで、
これは最良の出来のフェアリーテイルで、すべてが美しいし
冒頭の数秒から感動の涙なくしては観続けられません。
まぁ一晩でも二晩でも細部について語り続けられるという
極めて特異な作品ですね。大・大・大好きな映画です。

とっても気になっていたのですよ、今回マダムがあれらを
ご覧になられるか。「ウェストサイド」でもあるしね^^。
良かった、本当に良かった。ドゥミにかわって感謝します。

あとは『ローラ』ですね。
輝くばかりの美貌のアヌーク・エーメ主演の、“ヌーヴェル・
ヴァーグの(奇蹟的な)真珠”のような作品と語られる伝説の
映画。ジャック・ドゥミ畢生の処女長編作品。
ここから『シェルブール』も『ロシュフォール』も生まれて
いるのです。もちろん音楽は盟友ミッシェル・ルグラン。
(あとはぼくのブログを再読して^^)
トシさんに観ていただいて本当に良かった。本望です。
これ以上、何も書くべきことはありません。感謝しています。

投稿: ターナー | 2009年3月18日 (水) 00:03

ターナーさん、久しぶりです。
ダルビッシュ?なのに、長いコメントをありがとうございます。
それにしても、あの時代に現地に行って、しかも歌って踊って・・・!!!すごい!筋金入りですよね。絶対に日本一でしょう^^
“聖三角形”の一辺の『ローラ』の事は、今回パンフレットを読んで始めて知りました。もう、すぐに借りて観ます!大好きなアヌーク・エーメが出てるし、楽しみ楽しみ。

あれから『ロシュフォール~』のCDを聴く事が多いのですが、ずっと聴いていても飽きません。ミッシェル・ルグラン恐るべし。

ターナーさんのブログもじっくり見てみますね。

投稿: madame-tosi | 2009年3月20日 (金) 14:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/115216/44313804

この記事へのトラックバック一覧です: 『シェルブールの雨傘』&『ロシュフォールの恋人たち』:

« 葉山 真名瀬港辺り | トップページ | 詰ってました! »