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2008年8月29日 (金)

『歩いても歩いても』

映画のブログを書くのは・・特にすごく気に入った映画のことを書くのは、とっても時間がかかります。伝えたい事が山ほどあるのに、うまくまとめられなくて、無い頭を一生懸命…(^^;

でもやっぱり書きたい!『歩いても歩いても』 私の心の琴線にピーンと触れた映画で、それを伝えたくて・・・

20080725125243久々の次男お勧めの映画。邦画はあまり見ないけど、話を聞いたら見たくてたまらなくなりました。

東京近辺では、すでに有楽町のシネカノンでしかやってない。しかも10時の会だけ。旦那を駅に送りがてら、そのまま一緒に東京へ!

ストーリーは、海の事故で亡くなった長男の15周忌に、老夫婦だけで暮す海辺の実家(三浦海岸)に、娘と次男一家が集まる、たった2日間の出来事で進んでいく映画。

樹木希林、YOU母娘の、何気ない会話(アドリブのような自然さ)が、楽しくもあり、そんな母娘の会話が羨ましい。

始まりは台所でのお料理の場面。これがまず、惹きつけられます。枝豆とみょうがのお寿司や、とうもろこしの天ぷら、美味しそう!

医師のプライドを持ち続けてきて、素直に家族と会話できない不器用なおじいちゃん役の原田良雄 。“おばあちゃんち、じゃない、この家は俺が建てたんだ!”って・・・そんなセリフがピッタリでおかしい。

そして、日本の家庭って、女の人がいないと会話が弾まないですね。

昔の古い、お掃除も行き届かない、物がたくさんある、なんだか懐かしい家の中。お風呂のタイルの目地が気になるけど、昔の家はみんなあんな感じでしたね。

どこの家にもありそうな、親子の葛藤や、結婚相手や孫を交えての気の使いあい・・・日常会話がどれも、驚くほどハッとさせられます。Introp

いつまでも子を想う親の気持ちと、日常的な忙しさに追われて、前に一生懸命進んでる子供の気持ちとの擦れ違い・・・“わかるわかる”。ホントによく描かれてました。

キャストも素晴らしいし、原作・脚本も書いた是枝監督、良いですね。

青い空に映る、百日紅の花がとっても綺麗!

みんなが帰ったあと、家への階段に戻る老夫婦の背中が寂しい!その年に近づいてる、自分たちの姿がちょっとダブります。

そしてゴンチチのギターが、映画のイメージにピッタリで優しく心地良い。

題名の“歩いても歩いても”が、あの歌の一部だったというのが意外でした。

      *   *   *   *

“人生はいつもちょっとだけ間に合わない”

両親や友だち、大事な人たちや可愛がってたペットを亡くした時にいつも感じる後悔の言葉・・・、何気ないけれど、深い言葉だと思います。

監督も母親の死が、この作品の原点だったようです。

いつまでも心の片隅に残りそうな映画した。

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コメント

公開は けっこう前ですよね。
渋谷に行ったとき 「観たいなぁ~~~」って思いました。
その なんでもない 生活を映画にするって・・・
最近多いですよね。
みんな心が疲れてるのかなぁ~っweepて思います
「西の魔女が死んだ」もまさしくそれでした。
YOUが大好きなので、チャンスがあったら 観てみたいです。

投稿: 杏ママ | 2008年8月30日 (土) 12:00

杏ママさん

>みんな心が疲れてるのかなぁ~って思います

あ~、そうかも知れない、日常的に刺激的な事が多いので
癒しを求めてるのかもしれないですね。
『西の魔女~』、機会があれば見たいです。
YOU良いですよねgood

投稿: madame-tosi | 2008年8月31日 (日) 10:58

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